にこまる

「もう、どうでもいいや～」
と、思うようになっていたのは、その当時好きだった人と私の関係でした。

私がどんなに気持ちを伝えても彼は上手く誤魔化してしまうのです。
私に対して好意があるような事を言ってもくれていたのですが
「付き合うか否か」
となると誤魔化してしまうのです。

最初は照れているのかそれとも迷っているのかとも思い、暫くはそういった話題はせずにいようと思いました。
会える時には単純にその時間を楽しむようなスタンスにしていました。
しかし、時間だけとうとうと流れ行くばかりでした。

ですから
「もう、どうでもいい」と思ってしまうようになったのです。
今まで、私がそのように感じるときったたいていの場合「自暴自棄」になっている瞬間だったのですが
そのときはやたらと冷静に「どうでもいい」と思っていたのをはっきりと覚えています（苦笑）

「やるだけのことはやった」
という気持ちもありましたし
「彼のリアクションをみてもう諦めなくちゃいけないのかも」
という事も考えていました。
そういった冷静な時間たちが、冷静な「どうでもいい」を生んだのかもしれませんね。

彼とはお付き合いをしていたわけではなく、私の片思いでしたので
連絡をとらない。
ということで終わりにしました。
その後、彼から告白をしてもらったのですが、時すでに遅しでした。